新生児低血糖

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新生児低血糖とは

「新生児低血糖」は、先天性の代謝異常が原因となって、高インスリン血症がある場合や発達が未熟なために、血糖コントロールが上手く出来ない場合、出産の際に仮死状態になり、必要以上に糖が使われてしまった場合に新生児には生じます。


血糖値が低いということは、血液中のブドウ糖の量が著しく少ないと言う事です。

と言う事は、脳にとって必要不可欠なブドウ糖が摂取しにくいという事になります。

「新生児低血糖」は新生児にとって、脳に必要な分のブドウ糖が行き届かないことになりますから、脳に永久的な障害が残ってしまってもおかしくありません。


新生児の場合、低血糖が起こっていても痙攣などの症状が出ないため、低血糖が静かに進行してしまいます。

静かに進行した低血糖か脳神経細胞の発達にダメージをを与えてしまいます。

必要な栄養分の補給によって低血糖は回復しても、一度ダメージを受けた脳神経細胞は元通りにはなりません。

新生児低血糖を見逃してしまうのは、とても危険なことなのです。


特に、糖尿病のお母さんから産まれてくる新生児の3〜4割が生後1〜2時間で低血糖を起こすと言われています。

このような母体から出生する新生児は新生児低血糖症を発症する確率が高いため、出生後の血糖値、インスリン値の測定やブドウ糖の投与、安定するまでの血糖値測定などを怠らない事が必要になってくるようです。


糖尿病は本人自体を害する病気のみならず、出産を経験する女性の場合は、妊娠中毒症、羊水過多、新生児低血糖症、巨大児などの胎児といった新生児にも影響を起こしてしまう可能性のある病気です。

そのことを恐れて結婚、妊娠を避ける必要はありませんが、食事や運動、時には薬を使い、血糖値コントロールを厳格に行う事が必要である病気である事を忘れてはいけません。

新生児低血糖は、頻度の高い異常の1つなので、診断が早ければ治療は容易に行える病気です。

正しい知識を持ち、安心して出産に望みましょう。

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